ATENOTE-能登ヒバ楽器プロジェクト公式YouTubeチャンネルに出演させて頂きました。
以下、YouTubeより
ATENOTEとコラボレーションした株式会社浅野太鼓楽器店(石川県白山市)が製作した「桶太鼓」試奏動画です。(奏者=成田千恵子) ATENOTEプロジェクトを発足したフルタニランバー株式会社は創業100年を超えるの木材商社を営む背景から昨今の自国の里山保全、森林環境問題や外材流通事情などを注視し、これからの日本の未来を見据えて 需要供給サイクルを正常化し林業や木材業界の活性化を高めるべく、自国が有する木材の新たな活用、価値を再発掘していくための活動を行なっています。 その第一弾のプロジェクトとして地元である石川県の県産木である能登ヒバ(アテ)を用いた楽器を様々な楽器メーカーとタイアップし試作開発に取組むATENOTE(アテノオト)プロジェクトを立ち上げました。 能登ヒバが有する特性以外にも楽器材としての音響特性に期待が高いことを知り、それを実証するためにこれまでに様々なメーカーと協力し、現在進行系で新たな楽器の製作に取り組んでいます。 また昨今の楽器市場においては外材を始め良質な楽器用木材の流通難や枯渇傾向といった話をよく耳にしています。 従来の素材を使いつつも、自国で賄える楽器用素材の新たな選択肢を作っていくこともこのプロジェクトの重要な使命と考えています。 このプロジェクトを通して自国の森林事情を知るきっかけやまだ歴史のない新たに生み出された能登ヒバ楽器(国産材楽器)のリファレンスを皆さんと築いていくことを望んでいます。 アテとは? 石川県の県木である能登ヒバ(ヒノキ科アスナロ属アスナロ)は、能登地域では「アテ」と呼ばれ親しまれています。 能登半島に広く造林されており、平成5年(1993年)から、木材の流通において「能登ヒバ」の呼称が使われるようになりました。 独自の成分「ヒノキチオール」を多く含み、丈夫で耐水性に優れ、 防腐・抗菌効果があることから建材に使われることが多いほか、輪島漆器の木地にも使用されてきました。 独特の芳香があり、消臭に有効であるため、匂いを抽出した製品も多く存在します。 そんな優れた特性を持つ能登ヒバですが、苗木から成長するまでには50〜80年という長い年月がかかります。 その間、3世代ほどに渡り人による定期的な手入れが必要とされています。「人の手入れ」が重要な能登ヒバですが、植林の場とされている里山は今、とある危機に直面しています。 もっと詳しく→能登ヒバ楽器プロジェクト ATENOTE = https://atenote.com/
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